The Islay 16・20・30年シングルカスク登場
Master of MaltとStudio Minervaが地質学着想の新ウイスキー発表、シスターカスクで継続供給
英国のオンライン小売およびインディペンデント・ボトラーである Master of Malt(マスター・オブ・モルト)は、ロンドンのデザイン会社 Studio Minerva と共同で、新ブランド The Islay(ジ・アイラ)を立ち上げました。アイラ島のテロワールと地域性を表現するため、独自の「継続的シングルカスクモデル(continuous single cask model)」を採用しています。
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The Islay の第 1 弾として、700ml・アルコール度数 46.3% ABV で統一された 3 つのコアアイテムが登場。ラインナップは 16 年 Basalt、20 年 Red Sandstone、そして 30 年 Quartzite です。蒸留所名を明記せず、アイラ島の地質構造に由来する名称が冠されています。各ボトルはシングルカスクから瓶詰めされ、完売後は同じ熟成年数・名称・46.3% ABV のシスターカスク(姉妹樽)へ切り替えられることで、シングルカスクならではの個性と安定供給を両立します。
海洋性ピートとミネラル感を際立たせた味わい
Master of Malt のウイスキー部門ヘッドである Dr Sam Simmons は、本シリーズがアイラ島特有のミネラル感、奥深い甘み、海洋性ピートを際立たせるよう設計されていると説明します。薬品香よりもミネラル感にフォーカスし、樽の風味が原酒の蒸留所スタイルを損なわない設計となっています。Simmons 氏は将来的にアイラ島の新興蒸留所とも連携し、より若い熟成年のリリースへと展開する可能性も示唆しています。
共同クリエイターを務めた Studio Minerva は、過去に Brugal や Bushmills、Courvoisier などのデザインを手がけてきた実績を持ちます。共同創業者である Coral Harker 氏と Daniela Nunzi-Mihranian 氏にとって、原酒のコンセプト構築からブランドアイデンティティ、パッケージデザインまで包括的に自社ブランドとして手がける初の試みとなりました。
Master of Malt のブランド背景と沿革
Master of Malt は 1985 年に通信販売会社としてスタートし、英トンブリッジを拠点に小売、ボトリング、卸売を展開する Atom Group 傘下の企業です。Atom Group は 2018 年に AB InBev 傘下の ZX Ventures に買収された後、2024 年に創業者 Justin Petszaft 氏によって買い戻されました。昨年創業 40 周年を迎え、自社名を冠したボトラーズウイスキーのグローバル販売を本格始動しています。
📅 公開日: 2026-09-08
🔗 情報ソース: The Spirits Business