蘇格蘭最大威士忌保稅倉 Royal Elizabeth Yard 獲融資

スコットランド最大級のウイスキー保税倉庫 融資獲得

第二次大戦の海軍基地を再生、100万樽級の熟成空間を構築

英国のデジタルバンク OakNorth は先日、Royal Elizabeth Yard への巨額融資を発表しました。これにより、50エーカーの敷地をスコットランド最大規模の独立系ウイスキー保税倉庫施設へと転換する計画を支援します。サウス・クイーンズフェリー近郊に位置するこの施設は、獲得した資金で財務構造を最適化し、既存の建物をウイスキー熟成用の保税倉庫へと改築。業界に不可欠なインフラを提供します。

エディンバラ中心部から7マイル圏内に位置するこの施設は、第二次世界大戦時の海軍貯蔵基地として使用されていた場所で、優れた地理的優位性を誇ります。現在、Royal Elizabeth Yardは83万平方フィートの保税スペースの開発許可を取得済み。開発ロードマップによれば、完成後には 110万樽以上 という驚異的な収容能力を備える見込みです。このプロジェクトは歴史的遺産を再活性化させるだけでなく、スコットランド中部地域に規模の経済を備えた貯蔵資源をもたらします。

貯蔵庫不足に対応する戦略的拠点

運営責任者のアラン・ライト氏は、独立系倉庫への需要は非常に強く、今回の融資により柔軟な投資が可能となり、各地の蒸留所やカスクオーナーを長期的に支援できると述べています。OakNorthのシニアディレクター、フレイザー・マクフェイル氏は、スコッチウイスキー産業のファンダメンタルズは堅調だが、保税倉庫の構造的な不足が存在すると指摘。エディンバラ空港やクイーンズフェリー・クロッシングに近いこの戦略的立地は、貯蔵能力の欠如を解消する理想的な解決策です。

同施設は工業用途からの転換を進めており、第三者への専門的な長期保管、荷役、コンプライアンスサービスの提供に注力しています。キャパシティの拡大は、既存の蒸留所や新規参入者が巨額の資本を投じて自社建設することなく、柔軟な貯蔵ニーズを満たすことを目的としています。OakNorthも今後の開発計画に強い支持を表明しており、スコットランド・ウイスキー貯蔵市場の長期的な成長に期待を寄せています。


📅 公開日: 2026-02-11

🔗 出典: https://thewhiskeywash.com/whiskey-news/scotlands-largest-whisky-warehouse-gets-9-4m-funding/

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