美國 TDG 收購 Waterford Distillery

米TDG、ウォーターフォード蒸留所を買収 | アイリッシュウイスキー

アイリッシュ・シングルファームオリジンの新章:米生産大手TDGがウォーターフォード蒸留所を買収

アイリッシュウイスキーブランドのウォーターフォード蒸留所(Waterford Distillery)は、2024年11月の管財手続きを経て、米国の生産者テネシー・ディスティリング・グループ(TDG)による買収に合意しました。Interpath Advisoryによって成立したこの取引は、蒸留所の核心資産と知的財産権を網羅しており、数週間以内に規制当局の審査が完了する見込みです。熟成中のウイスキー在庫については、別途独立して売却される予定です。

ご興味ありますか? Waterfordのすべての銘柄を見る

古い醸造所からシングルファームオリジンの極致へ

ウォーターフォード蒸留所は、ブルックラディ(Bruichladdich)の元CEOマーク・レイニエ氏によって2015年に設立されました。アイルランドのウォーターフォードにある古いビール醸造所を改築し、地元農家と提携してシングルファームオリジン(Single Farm Origin)のシングルモルトウイスキーの普及に努めてきました。2023年には国際市場拡大と在庫確保のために資金調達を行いましたが、財務的圧力から経営権が交代することとなりました。

買収者の背景:米ウイスキー受託製造の巨人 TDG

買収者のテネシー・ディスティリング・グループ(TDG)は、米国テネシー州に本社を置く著名な受託蒸留業者で、アンクル・ニアレスト(Uncle Nearest)やボブ・ディランのヘヴンズ・ドア(Heaven's Door Spirits)などのブランド向けにウイスキーを製造しています。TDGは広大な生産拠点と倉庫を所有し、強力な技術力とグローバルなネットワークを誇ります。これにより、蒸留所に長期的で安定した発展リソースと新たな市場機会をもたらすことが期待されています。

TDGはウォーターフォード蒸留所に資金を投入して運営を強化し、チームを拡充する計画で、アイリッシュウイスキー産業へのコミットメントを示しています。管財人は、この取引がブランドの将来的な成長のためのプラットフォームを提供すると述べています。最近、Interpath Advisoryはパワーズコート蒸留所の資産譲渡も手掛けており、アイリッシュウイスキー市場が拡大過程で構造改革とリソース統合に直面していることを示唆しています。


📅 公開日: 2026-03-24

🔗 ソース: https://www.thespiritsbusiness.com/2026/03/us-whiskey-maker-takes-over-waterford-distillery/

ブログに戻る