Stannergill(スタナーギル)蒸留所、チャールズ 3 世が開設
英連邦国王自らシェリー樽へニューメイクを樽詰め 6 年の歳月をかけた百年製粉所再生の結晶
英国のチャールズ 3 世国王は 7 月 29 日、スコットランド・Caithness の Thurso を訪れ、Dunnet Bay Distillers Ltd 傘下の Stannergill(スタナーギル)Distillery ウイスキー蒸留所の公式開設式を執り行いました。国王が到着すると、見習い蒸留士の Glenn がバグパイプを演奏して建物の内部へと先導し、蒸留所の本格的な視察ツアーがスタートしました。
オロロソシェリー樽へニューメイクスピリッツを自ら注入
蒸留設備の視察中、チャールズ 3 世は自ら腕まくりをし、Stannergill Distillery のニューメイクスピリッツ(new make spirit)をオロロソシェリー樽に注ぎ入れました。この樽は現在蒸留所の貯蔵庫に安置されており、将来的に英国国王専用のシングルモルトウイスキーへと熟成される予定です。
蒸留所チームが、樽の中のウイスキーが飲み頃を迎えるまでには数年間の熟成期間が必要であると説明すると、チャールズ 3 世は「その時まで生きていて味わえることを願うよ」と笑顔で答えました。このユーモア溢れる返答は、当日のハイライトの一つとなりました。
6 年の改修を経て 百年の歴史を誇る製粉所が再生
当蒸留所は歴史ある古い製粉所を改修したもので、全体の改修・保存プロジェクトには 6 年もの歳月が費やされました。国王は The Grain Store Restaurant、The Atrium、The StillHouse などの施設を巡り、製粉所の見事な改修成果を「素晴らしい(wonderful)」と絶賛しました。
訪問の締めくくりに、チャールズ 3 世は The Atrium で記念銘板の除幕を行いました。長年にわたりプロジェクトを支えてきた家族、友人、職人、歴史学者、投資家、支援者たちがアトリウムを囲む階段に集まり、全員の力で守り抜かれた歴史的建造物の正式なオープンを見守りました。
📅 公開日: 2026-09-07
🔗 出典: Whisky Intelligence